2016.12.08 Thursday
2016年12月7日
干していた大根がこんな状態になりました。
子ども達は自分で糸を通した大根とこれが
同じものだとしばらく分からなくて、何回か
この作業をしてやっと「ちいさくなっちゃったの。」
と言いました。そう、こんなに小さくなった分、
美味しさ凝縮だよ〜!
カリカリになった干し大根。甘辛醤油の
たれの中に投入します。入れるの、怖い〜!
上手にまぜまぜ。料理のお手伝いはよくやるので、随分慣れてきました。
この大根は、軒先で野菜販売をしている松並木の あつこ
おばちゃんのところで頂いたもの。たまにみんなで
お買い物に行く場所です。「無農薬だから、葉っぱまで
食べてね!」と言って、わけて下さいました。もちろん
葉っぱも頂きましたとも!
持ち帰って大人が料理の準備をしている間に
子ども達も せっせとままごとで支度。
以前はサツマイモも同じ事されていたような…。
大人にはままごとに見えても、子どもにとっては本気の作業でした!
料理をしている横で ままごとの鍋も用意されています。
ちゃんとした素材の鍋だから、火にかけてみるか!
中身はなぁに??
大根葉と、白菜と、キンカンと、シャリンバイ、
サザンカのつぼみ、トベラ、石…。
ぐつぐつ!
…それなりにいいにおいかもしれない…。
こちらは本当に料理したおつゆ。大根と一緒に
ご近所・古部商店のこんにゃくを炊きました。
子ども達はすごい量をたいらげました。
日は変わって、今日の散歩は港!
漁港を散歩していても、怒られません。
ありがたいありがたい。
定置網の繕いをしている横で、お茶休憩を
させて頂いているところです。
漁師さんの仕事は、見ている限りやることがたくさんあって大変そう。
でも、だからこそ頼もしい!そんな仕事の様子を見るのが、子ども達は
大好きです。
網についたフジツボは、取り去らないと次の漁に差し支えが
あるらしく、ひとつひとつをたたき割った後、更にコテの
ようなものでこそげ落とします。気になってやたら接近する
子ども達を見て、一人ひとつ槌を持たせてくれました。
割れるかな?
こちらは港の東端にあるシラス販売所、松道丸さん。
小さな熊手でシラスをまんべんなく広げて干す作業を
じっと見つめます。そしていつもの質問攻め。
丁寧に答えて下さって、ありがとうございます。
そうこうしているうちに、シラスをどっさり頂いてしまいました。
贅沢〜。あっという間になくなりました。
…シラス、ついてますよ?
「にゃは!」
大磯港の西には砂利砂を扱う作業場があり、
大きな船が砂利や砂を荷下ろしします。
巨体を揺らして作業する様子は圧巻!
それを自由過ぎるスタイルで眺める人…。
この日は海が穏やかだったので、灯台に通じる道が開いていました。
走る走る!灯台を目指せ!
冷たい風がビュービュー吹いているのに、お構いなしで
「かに♡かに♡かに♡(横這い歩き)…押さないで!怒」
…と遊ぶ子ども達。
遠くには、海で大きな網を洗っているという定置網漁船が
見えました。
この壮大な景色。
子ども達の目にも映っているかな、
大磯の美しい自然と人々の優しさ。
(編集:大貫)